質問で多いのがバトルタイプ機種での「2R確変・2R通常・小当たり」でありますが、
それも含めて現行機種を考えてみました。
2R当たりについて内規改正によりその内容が一部変更となり、
2009年4月以降導入の機種より適用されています。
1.大入賞口の1ラウンドあたりの最低開放秒数を6秒以上とする
2.大入賞口の最大入賞個数は、大入賞口の数に係わらず1通りとする
上記2点を満たさないものは大当たりとみなさない。
ただし、「突確」(アタッカー高速開閉)は上記2点を満たしていなくても大当たりとみなす。
そして「突時・突通」(アタッカー高速開閉)は実施しても良いが、
実質の大当たり確率からは除外する。
反対に「実質の大当たり確率に含める」とは以前の内規で400分の1の台で
2R通常が20%であれば確変率は400÷(1−0.2)=500となり
実質500分の1の確変率80%の爆裂機が出来上がりです、これは改正前も同じです。
結果、2R確変は実質的にはアタッカー高速開閉と6.1秒開閉または
1回1秒以上の6回開閉であればOKとなっています。
よって2R通常・時短については6.1秒開閉または1秒6回開閉で対応する事になります。
そうなれば少なくてもに開閉時に入賞する機会は増えるわけで、
その帳尻合わせの一例が大当たり時のカウント数とラウンド数の変化です。
よく見られるのは、新しい機種はラウンド数が15から16Rに増えていますが
よく見るとカウントが9から8に減っていて実質出玉減少です。
当たり確率と出玉の関係式や確変機能などの説明はこのサイトでは
http://www.geocities.jp/doraty_com/riaru6.html
http://www.geocities.jp/doraty_com/riaru7.html
パチンコチュートリアルではここで説明済みですので参照して下さい。
http://www.pachirinko.com/doraty.com.chiebukuro7.html
http://www.pachirinko.com/doraty.com.chiebukuro6.html
以上を読んで理解された上での注意点です。
「小当たり」は台の公表された「大当たり確率」計算に含まれないおまけであります。
多くのホールでは、台上データカウンタには当たり1回で表示される事が多いようです。
2R当たりが「モード変更」を伴う事で何かが変わったと感じさせる挙動を示すのですが、
小当たりもそれと同様(それ以降の演出もそれ以上の演出を見せる場合もあり)の
「画面演出」があり、その様な動きを見せられた打ち手は、
つい期待を持ってさらに遊戯を続ける事になります。
ただし2Rランプ非点灯ですからここを見れば大丈夫です、
あくまでそれ以前の状態と変化なしですから通常状態であれば
通常状態のままであります、
ただし反対に確変状態(潜伏も含め)であれば確変のままであります。
「2R当たり」は当然2Rランプが点灯します、その時点で「セグ」確認すれば
確変かどうかは判別できることになります。
現行機種の多くは多種な仕組みがあり、潜伏確変が時短終了後も続くもの、
ヘソ・電チューの確変大当たりラウンド選択率の差により
「電チュー優先消化」にて途中で手を離すのも躊躇するものもあります。
「2R通常」とはバトルタイプためにあるようなもので負ければ多くの出玉を出さずに
確変が終わり、「2R確変」は負けても確変の可能性がある意味であり、
それらは「MNRS≦12」規制を乗り越える仕組みであります。
パチスロの5号機導入時に合わせて500から400分の1に自主規制した内規が
「爆裂機」を好む打ち手にとってのメーカー工夫がバトルタイプであり、
北斗の拳・花の慶次からCR牙狼XX等の出玉性能を見るに、
更なる今回の改正であったのです。
以上の様に規定の中でのメーカー工夫があり「演出挙動」は統一されていません。
さらにデータカウンタの表示は義務付けられているものではないのですが、
最近では機種により「2R確変・2R通常・小当たり」が潜伏も含め
カウントするしないの区別が統一されていないのも見かけます。
これも含め、機種情報に対する注意が大いに必要になってきました。
そんな時に大いに役立つのが、この「パチンコチュートリアル」ですね。