きちきちさん
パチンコ・スロットに魅せられ 打ちまくり。元スロプロからパチンコ開発職への華麗な転職を果たし、そしてより面白い台を作ろうというきちきちさんのコラム。
イベント考察・『パチンコ・狙いたいイベント編』
さて前回に引き続きパチンコ店のイベント考察です。
前回もお断りを入れさせてもらいましたが、
ここで述べることは私の経験からの話であり絶対ではありません。
最終的には自分で判断･決断するべきであり、リスクを背負うのもまた自分である。
ということを忘れない欲しいと思います。
では狙い目となるイベント内容を見ていきましょう。
良イベントの可能性が高いと思われるイベント内容
１・整理券の配布が会員限定だったり、前日までに配布される
これはお店が常連さんを逃がしたくない。もしくは新たなお客さんを確保したい。という考えから行われることが多いです。
前者の場合、いつも通ってくれているお客さんに整理券を配ることで、
お客さんは「自分のお店」という認識を持つことになり、優遇されたのに負けた。
という事実はマイナスイメージに繋がりますから、なんとか勝って帰って欲しい。
と思うところでしょう。
後者の場合、「整理券をもらってまで来てくれる」というのは
かなりのヘビーユーザーですから、そういったお客さんに自分のお店は優秀ですよ。
という認識を持ってもらいたいので、やはり釘は開けやすいところです。
２・月に１回、もしくは数ヶ月に１回程度の頻度で行われるイベント
毎月同じイベントを限定で行っているというのはお客さんに定着させたいイベントである。ということです。ではナゼ月に１回以下のイベントなのか？
本当にお客さんに勝たせたいようなイベントを毎週出来るほど余裕のあるホールは
現実的にありえないから。です。
回数が少ないというのはそれだけ特別なイベントということをホールも意識しており、
利益を削っているからこそ、少ない回数になる。ということですね。
ただ、コレに関してはその前後の売り上げによって「開け」の度合いはマチマチなので過度の期待は禁物です。
３・多店舗と合同で行っている
これは普通に商売だということを考えれば当たり前ですが多店舗と表向き仲が良くても実際は「お客さんの取り合い」です。数店舗で競争してるということは、
そのイベント中に普段は多店舗に行っているお客さんが自分のお店に来る可能性も上がります。
そこで、出玉をアピールしておけば、そのお客さんは次の日から自分の店のお客さんになるので、なんとかアピールしたい。
ということが言えると思います。
コレは同一グループ内で行われていても、それなりに「開け」の傾向があるようです。
他のグループ店と差別化を図ることで会社全体で将来的な売り上げを見ている。
と考えら得ます。
４・設置台数の少ない特定の機種に限定したイベントである
人気のない機種の売り上げを上げたいという思いから、その機種で勝ってもらいたい。⇒そして通常営業の日にも打って欲しい。といった場合に狙い目となります。
単に人気がなくて、近く入れ替え予定で見せる必要がなくなったから回収。
という場合もありますから注意しましょう。
回収の場合はやはり釘が閉まっていますので、見た目の釘と、数千円投資した時点である程度判断すると良いと思います。
回収の場合もある。ということだけ注意しておけば大怪我はしなくて済みますので
あまり警戒しなくても良いかもしれません。
５・時差オープン
時差オープンでもいろいろありますが、物理的な理由(新台入れ替えや店舗改装)の場合は除きます。あくまでも、イベントとしての時差オープンです。
この場合、勝ってもらいたい。というよりは、あまり勝ってもらいたくはないけど
ウチは回るんだよ。
というアピールをしたい場合に行われることが多いように感じます。
高換金率のお店(できれば等価)では積極的に狙えるイベントだと思います。
換金ギャップのあるお店の場合だと実際の回転数と相談ですが、私は基本的に避けることにしています。
時間が短い上に換金ギャップがあるとなると、回りムラも考えた時に期待収支が未知数です。
“石橋を叩いて渡るな”というのは勝つ上では重要なことだと思います。
さて２回に渡ってパチンコのイベントについて述べてきました。
次回はスロットのイベントについてです。
スロットではイベント内容を選ぶというのはとても重要になります。
店内に設定１しかない状況ではどうしようもないですからね(笑)
その話はまた次回。おたのしみに。
きち吉とらばーゆ MENU
きちきちさんのサイト
きちきちさんのサイトはこちらへ！
パチンコ・スロットに魅せられ 打ちまくり
そしてより面白い台を作ろうという人のたんなる日常
CONTENTS
パチンコ コラムの部屋へ パチンコ釘講座の部屋へ doraty_comの知恵袋へ パチンコチュートリアル/TOPへインデックス
TOPへ